横浜一泊 松井冬子展
- Day:2012.03.13 08:20
- Cat:遊ぶ

今は本当に便利でホテルと航空券往復で3万ナニガシで
ネットで予約が出来るんですわい。
2010年の大阪国立国際美術館の束芋を見て以来の一人旅&美術館。
春めいてきたとはいえ吹雪マイナス一度の北海道から
チラホラと梅の花も見え隠れする横浜へ。
何、生意気なこと言ってやがるんだ、居候みたいな身の上で
とは思えどもやはり映画も絵画も何でもかんでも
たとえ夫でも誰かと見に行くのは辛いのです。
一人はお気楽に行きつ戻りつできるし、あずましい。
横浜なんて30年ぶりくらいの訪問で前回のことは
ほとんど叔父の家で当時結婚したばかりの叔母となる人と
おしゃべりばかりしていたことと、中華街での食事くらいしか覚えていません。
子供みたいな私によくお相手してくれたなー。
そこの一人息子も去年結婚し、その式の余興として叔母は
「祝婚歌」という素晴らしい詩を朗読しました。
「横浜美術館-松井冬子展」たくさんの幽霊を見てきました。
入ってすぐのロビーに大型スクリーンに映し出される
ROLEXと松井冬子さんのインスタレーション。
その低い音が展示会場全体に響き渡って、聴覚にも訴える効果抜群です。
あとから美術館のコレクション展を見ていたときに
課外学習なのか小学生の集団に会いました。
みんなきちんと作品を見ているんだなーと思いました。
小学生の少ない語彙の中から一所懸命に好き嫌いのほか
どういうところに惹かれたのかということを話していました。
しっかりしてます、ちょっとびっくりしてしまった。
引率の先生が「あと他に見たいものがありますかー?」との質問に
「入り口の映画(松井さんの映像作品)が見たい!」との答え。
先生は「おっかなくて夜トイレに行けなくなるぞぅ」と脅していましたが
彼らはあれを見たんだろうか?
是非、観てもらいたいな。
コワイモノが漠然と心の中にあるのは個人的には好ましいと思っています。
作品は9章に分類されていて、下絵も展示されていました。
日本画の筆による線の細さ同様、下絵の鉛筆の線もどこまでも細くて
どれだけ神経を尖らせて描いているのか想像も出来ないほどでした。
署名も細い細い線で書かれています。
私はあの緊張感が怖いです。
次の日は母親を連れての東京見物を想定して
あちこち見る予定でしたが、結局また幽霊を観に来てしまった。
昔好きだった写真家でダイアン・アーバスという人が居ました。
元はファッション関係の写真を撮っていたようですが
だんだんと異形の人や、狂の世界にいる人を多く撮るようになり
それに惹きこまれてしまったのか、最後は自殺。
最近、個展をしていることもあって松井さんがメディアで取り上げられることも多く
その美しさにいつも惚れ惚れしてしまうほどですが
愚鈍な妻を日頃見慣れている夫などは「なんだか不安になる」とか「怖い」とか・・・・・・。
どうかどうかコワイモノにとり付かれて此岸から遠ざかることの
無いように願うばかりです。
帰りに横浜のランドマークプラザの虎屋茶寮で甘味を満喫。
「あんみつ」の葉書を頂いてまいりましたが、実際に
食べたのは甘味色々のセットでした。美味しかったです。
浅草の浅草寺二天門のすぐ近くのAMUSE MUSEUM 田中忠三郎「BORO展」
大急ぎで観てきました。
こちらも素晴らしい展示で堪能しました。
いくらBOROとはいえ触ってOK、撮影もOKは珍しい。
結局、東京だよおっかさんはどうなっているんだろう?
自分のためだけに時間を使ってしまった感が否めません。































